
9名の審査員それぞれが選んだ、上位3名の講評です。
ファイナリストの皆様はもちろん、これからモーツァルト / トルコ行進曲を練習しようと思っている方など、ぜひご参考くださいませ。
新垣 隆 / Takashi Niigaki

第1位 / 大野 舞
テンポ設定、曲想いずれも良いと思いました。
第2位 / 島崎 あゆみ
軽快さが心地よい演奏です。
第3位 / Yukari
整った、端正な演奏です。
前田 祐里 / Yuri Maeda

第1位 / 大野 舞
軽やかで綺麗に粒が揃っていますね。
各フレーズのキャラクター変化もいろいろな工夫が聞かれ、最後まで楽しく聞けました。
メロディのキャラクターの変化は十分に感じられていて表現もできていますので、和声のキャラクターの変化にもう少し敏感になってみるともっと音楽に奥行きが出てくると思います。
第2位 / Yukari
音楽をとてもよく感じられていました。
フレーズからフレーズは焦り禁物です!速いテンポににこだわらず、落ち着いて弾いて見れもいいかもしれません。
本物のトルコの軍楽隊は全く速くないものです。
アウフタクトは「次の拍に乗り掛かる」様なイメージを持ってみてください。
第3位 / 間中 結万
指はしっかり動いていて粒も揃っていました。
アナリーゼをしっかりしてみては、と思いました。拍の表裏、和声の変化、非和声音の区別と扱い方など、古典に限ったことではありませんが、アナリーゼがすごく大切です。
楽譜を読む術を身につけると、音符から作曲家からのメッセージが聞こえてくる様で、音楽作りがどんどん面白くなってくると思います。
山本 有紗 / Arisa Yamamoto

第1位 / 大野 舞
冒頭mollの響きを感じられてとても良かったです。細かなパッセージにも旋律の流れを感じました。
とても安心して聴いていられる演奏でした。
第2位 / Yukari
一曲を通してまとまりのあるとてもいい演奏でした。
速いパッセージも良かったです。
集中して弾き切れていると感じました。
第3位 / 間中 結万
とても良いテンポ感でしたね。
最後の1オクターブの難しいパッセージがとても華やかに綺麗に聴こえました。
ロー磨秀 / マシュー・ロー

第1位 / 大野 舞
焦らずに丁寧なテンポでフレーズを紡いでいて好感の持てる演奏でした。
ダイナミックレンジも大きくて、メリハリきいていました。
24小節目〜のFのセクション、「ファソラシソミ」のあたりも左の前打音に合わせてペダルを入れるように。乾きすぎているので。
全体を通して細かい表現に意識が行き届いていてよかったです!
前述の24小節目〜のセクションの右手が分散和音でオクターブになった時に、1の親指だけでなく上の5の指も意識して。
第2位 / Yukari
姿勢ですが、背中が丸まらないように少し気をつけましょう!24小節目〜のFの形、毎回入る時に飛びつかず。
少し広めに感じるように。
堂々とした拍感が弾けるように。
最後の方になってくるとひじが広がりすぎて固まってしまっているので、もう少し脇線を寄せて弾く意識を。
第3位 / 間中 結万
「ソラシ」の前打音、クリアに全部聴こえるように弾きましょう。
弾き飛ばさず。
出だしから、音形が上がっているのか、下がっているのか、それに合わせて自ずと音楽的な表情も変わってくるはずです。
平坦にならないように。
24小節目〜のFセクション、前腕だけで弾かず、上腕も使えるように意識しましょう。
福原 彰美 / Akimi Fukuhara
第1位 / 大野 舞
とても美しい音色でニュアンスを付けられていて、表現豊かな演奏でした。リズムにもメリハリがあり、曲の構成がしっかり伝わってきましたし、テクニックもとても安定していました。一点だけ、
2拍目の2つ目の8分音符がやや甘くなる箇所が、ところどころ見受けられました。
弱拍に置かれた、主役でなさそうな音であっても、集中力を失わずに演奏できるようになると、さらに完成度の高い演奏になると思います♪
第2位 / Yukari
曲の構成がよく理解されている、素敵な演奏でした。
右手の16分音符が連なるパッセージは、細かい音形の変化をクリアに演奏するのが難しい箇所ですので部分練習に取り組んでみてください。
付点リズムで弾いてみたり、さまざまなリズムのバリエーションを取り入れながら、音の粒を揃えていきましょう!
また、Fの部分でテンポが前のめりになるように感じられました。
この部分は決して急がず、堂々とした気持ちで弾いてみてください♪
第3位 / 間中 結万
しっかりとした音が出ていて、テクニックをよく勉強されていることが伝わってくる演奏でした。
手の構造上どうしても小指は弱いのですが、右手の小指は重要な高音を担当することが多いですよね。「音がしっかり出ているかな?」とご自身の耳で確かめながら、練習を重ねてみてくださいね。
テクニックの上達と表現力の向上は切り離すことができず、「こんな音で弾きたい!」というイメージが、さまざまなタッチの工夫につながって、結果としてテクニックの向上に結びついていきます。
フレーズが持つさまざまな表情を思い浮かべながら弾くと、今より楽しく練習できると思います。
菊地 沙織 / Saori Kikuchi

第1位 / Yukari
繰り返し部分も細やかに構成されていて、惹きつけられて聴かせて頂きました。
右の音の粒立ちもよかったです。
あとは演奏を楽しみながら技術をコントロールできていくと、もっと素敵になると思いました。
第2位 / 大野 舞
音の綺麗さ、クリアさ、表現や構成の細やかさ、素晴らしいです。
よく考えられて、弾かれています。
少し勿体無かったのは、音楽が細切れになってしまう事と、流れが停滞して重くなってしまうことでした。
モーツァルトらしい音のコロコロ感があると更に素敵になるのではと思いました。
第3位 / 間中 結万
はつらつとした演奏で良かったです。
メリハリや流れもよく、好感の持てる演奏でした。早い曲なので大変ですが、もう一歩、音一つひとつを磨きあげることができそうです!
細かな部分ももう一度丁寧に左右の音の確認、片手ずつ、装飾音の音を弾き飛ばさないようにするだけで仕上がりが変わってくるかと思います。
降旗 真理子 / Mariko Furuhata

第1位 / 大野 舞
部分ごとに強弱や左手に耳を傾けさせたりなど、工夫しながら音楽に変化をつけようとする意識が感じられ、興味深く聴かせていただきました。
一方で、変化はあるものの全体を通して聴くとこじんまりとした印象も受けました。
後半の右手のオクターブ分散して弾く場所ですが、手首の左右に振る!?動きがもっと柔軟にできると音型の移動がもっと滑らかに行きそうです。
第2位 / Yukari
作品の流れやフレーズ感を自然に捉えた音楽性の感じられる演奏でした。
音のつながりや呼吸が大切にされており、無理のない表現の中で魅力が伝わってきました。
やや印象が淡く感じられる部分もあるので、フレーズの頂点や、強弱の幅をもう一段明確にすると、より輪郭のある表現になりそうです。
第3位 / 島崎 あゆみ
軽快なテンポ感、各部分の明確な音楽的イメージがとてもよく伝わってくる演奏でした。
中間部のパッセージを弾くときの意識ですが、速く弾くより、右手と左手が揃って聞こえてるかを重視して練習してみましょう。
フレーズの入りや、音型の切り替わりで少しほつれが出るので、部分練習でそこだけ抜き出すと、また通した時により安定した演奏につながるかもしれません。
山藤 佳世 / Kayo Sandoh

第1位 / 大野 舞
全体的にとてもバランスよく、曲の構成も素晴らしかったです。
聴いていて、とてもワクワクさせられる演奏でした。
第2位 / Yukari
とても集中して丁寧に演奏されていると思います。
全体を通して聴くと、構成が少し狭い印象を受けましたので、表現をより豊かにすると、更に深みのある演奏になると思います。
第3位 / 島崎 あゆみ
明るく軽やかな演奏で聴いていて楽しかったです。
中間部の速いパッセージですが、フレーズにもより意識して演奏できると、更に構成が伝わってくる演奏になると思います。
ikki

第1位 / 大野 舞
軽やかなタッチ、それでいて安定した演奏さすがでした!
ピアノ自体をしっかり体に馴染ませていてまさに「演奏」というものを感じました。
第2位 / 間中 結万
テンポ感がよく疾走感を感じました。
まさに行進曲!演奏面でも全く申し分ないですがもう少し軽さと弾みがあればもっと素晴らしいモノになると感じました!
第3位 / Yukari
さすがの演奏力!曲をしっかり表現されていてとても聴いやすかったです。
表現としてテンポの揺さぶりがもう少しあればいいかなとは感じましたがそれでも圧巻の演奏でした!
この記事を読んだ方におすすめの電子ピアノ
初心者向けの定番から、置きやすいスリムモデル、インテリア性の高い個性派まで。
販売プロジェクト厳選の1台をチェックしてみてください。
CASIO Privia PX-770
¥76,780 (税込)
生産完了モデルが21台限定で奇跡の再入荷!3センサー、スリム設計、3本ペダルと、ピアノとしての実力は折り紙付き。コスパ重視なら今これが正解です。
CASIO PX-770を詳しく見る
otto Cantabile
¥98,780 (税込)
デスクとピアノが一体化した革新的モデル。普段はデスク、弾く時だけ引き出すスタイルでお部屋を有効活用。インテリアにこだわりたい方に。
otto Cantabileの詳細を見る
CASIO Privia PX-S1100
¥69,300 (税込)
世界最小級のスリムボディ。Bluetoothオーディオ対応でスピーカーとしても活躍。洗練されたデザインで自由な楽しみ方が広がる、現在の人気No.1モデル。
CASIO PX-S1100を詳しく見る
CASIO PX-S5000
¥115,500 (税込)
スリムさに本格的なタッチを融合。木製と樹脂のハイブリッド鍵盤を搭載し、グランドピアノに近い表現力を実現した、ワンランク上の一台です。
CASIO PX-S5000を詳しく見る


