
KAWAI / CX302
これは反則では?
10万円台で、この音。
SKEXコンクールグランド音源搭載・グランドエモーショナルアクション・カスタム電源アダプター。KAWAIが価格帯最強を本気で狙いにきた一台を、otto管理人ようすけと菊地沙織が徹底検証しました。
otto管理人
ようすけ
オーディオ・DJ機材にも精通。「顔が嘘をつかない」正直レビューが身上。
ピアノ講師
菊地 沙織
プロ奏者の視点から音・鍵盤・ペダルを徹底評価。
SK-EXコンクールグランド音源
国際コンクールで選ばれたフルコンから88音を個別サンプリング
CX302に搭載されているのは、KAWAIのフルコンサートグランドピアノ「SK-EX」から採取した「SK-EXコンクール」音源。全長約3mのフルコンサートグランドならではの弦の長さ、豊かな共鳴、広いホールで収録したエアの奥行きが凝縮されています。
🎵
88鍵すべてを1音1音個別にサンプリング
タッチ感の違いによって音量・音色が変化する繊細なサンプリングを実施。ただ綺麗な音ではなく「汚く弾いたら汚く出る、正直な音」が実現されています。
ようすけより
「SK-EXのフルコンサートグランドのボディが3m近くあって、それを広いホールで録った。だからアタックの後、空間の反響音が何秒か遅れてすーっと戻ってくる。この優雅さを10何万のモデルで表現していることが本当に信じられない。」
菊地沙織より
「1音弾いただけで全く違うとわかりました。音がよりクリアに、細分化した表情が見えやすくなった。奥行きもさらにプラスされている感覚が強くあります。」
CX202 vs CX302 音源の違い
CX202
SK-EXコンサート音源
CX302
SK-EXコンクール音源
(上位機種と同じ)
グランドエモーショナルアクション
弾き始めから離すまで、グランドの手応えを再現
CX302の鍵盤は「グランドエモーショナルアクション スタンダード」を採用。音域別に専用ウェイテッドハンマーを使い分け、低音は重く高音は軽いタッチを忠実に再現。さらに3リハンマーセンサー搭載で、同音連打や余韻の繊細なコントロールにも対応します。
音域別ウェイテッドハンマーで低音重・高音軽を再現
3リハンマーセンサーで同音連打にも追従
CX302は艶消し仕上げ採用。しっとりした質感で指の引っかかりが自然
ようすけより
「プラスチックの無駄にピカピカしてるやつは気分が落ちる。このモデルはパウダリーな感じで、手汗が滲んでもしっかりキャッチしてくれる。安心感がある。」
光センサー搭載3本ペダル
発表会・コンクールでも使えるアコースティックに近い踏み心地
3本全てのペダルに光センサーを搭載し、踏み込みや戻しの微妙なニュアンスを正確に再現。ダンパーペダルはハーフペダルにも対応します。コンパクト設計ながら、床からのペダルの高さはアコースティックピアノに準拠しているため、本番のグランドピアノで「あれ、いつもと違う」という感覚になりません。
💡
「光センサー」が意味すること
機械式スイッチではなく光の遮断量でペダルの深さを連続的に検出。ハーフペダルの中間域まで細かく拾えるため、ピアニッシモの余韻コントロールが自然になります。
カスタム電源アダプター+大口径12inスピーカー×2
電源からこだわった、電子ピアノ業界初の発想
大口径12インチスピーカーを2基搭載。さらにKAWAIが独自開発したカスタムクリーン電源アダプターを組み合わせることで、ノイズを極限まで低減。デジタル音源特有の「カクカクした揺らぎ」がなく、無音からすっと立ち上がる音の純粋さが際立ちます。
ようすけより(オーディオ専門店オーナー視点)
「電源を良くして電子ピアノの音を良くしようと考え、自社開発した電子ピアノメーカーはKAWAIしか僕は知らない。アンプやギターの世界では当たり前のことを、ピアノの世界でもやってくれた。SNノイズがめちゃくちゃ少なく、触った時の立ち上がりと立ち下がりが美しい。10年前のハイエンドモデルとも全然戦えると思います。」
静音設計 夜のヘッドホン練習もストレスフリー
「文句言われないレベル」とようすけが驚いた打鍵音の静かさ
KAWAIはアクションの静音化に長年こだわってきたメーカー。CX302でも、鍵盤を押した際のメカニカル音が驚くほど抑制されています。動画では実際にミュート状態で弾き、スタッフ2人とも声を上げるほどの静かさを確認しました。
こんな方に特におすすめ
- 夜間・早朝にヘッドホンで練習したい方
- 集合住宅にお住まいの方
- パートナーや家族への騒音が気になる方
- 子どもが寝た後に練習したい大人の方
スマートフォンアプリ連携+細かな音質設定
こだわり派もシンプル派も自分好みに調整できる
専用アプリで音色切替や各種パラメーターを操作可能。「多機能で遊ぶ」というより「ピアノとしての弾き心地・音を自分に合わせる」ための調整ツールとして使えます。
タッチカーブ
鍵盤の重さに合わせてフォルテシモの出やすさを調整。ヘビー〜ライトまで選択可能。
レゾナンスデプス
弦の共鳴効果の深さを調整。アコースティックピアノに近い豊かな響きを再現。
ダンパーノイズ
ペダルを踏んだ時の「ファー」というノイズ音も調整可能。音楽表現の一部として活用できる。
まとめ:こんな方におすすめです
ようすけ・菊地沙織 共通の評価
「この価格帯で、この音。同価格帯の他メーカーモデルと比べても、音のクオリティは頭ひとつ抜けていると感じます。買って後悔することはないと断言できます。」
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