– otto piano Concours vol.02 supported by Technics- 課題曲オススメ動画 ③クイーン(上級)部門

皆様こんにちは!otto沙織です😊

音楽之友社さんの【ONTOMOWEB】より先行発表されました、
– otto piano Concours vol.02 supported by Technics- ✨

第2回目もとても楽しみなわけですが、
こちらの課題曲を色々なピアニストで聴き比べしてみようという第3弾!でございます。

まずは、concours vol.2課題曲のおさらいを…♫

下記にて、初級、中級のオススメ動画もチェックしてみてください♪

🎖ビショップ(初級)部門オススメ動画はこちら

🎖ルーク(中級)部門オススメ動画はこちら

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そして今回はいよいよ、

クイーン(上級)部門👑課題曲である、
✨ショパン作曲 ポロネーズ第5番「英雄」✨のおすすめ動画集です!


✏️作曲家のショパンとは!?

数いるクラシックの作曲家の中でも、知名度や人気は抜群ではないでしょうか。
ショパンとはどんな音楽家・作曲家だったのか、ひも解いてみましょう♪

ポーランド出身の作曲家ショパン。
その作品には母国を愛する気持ちが色濃く反映されています。


ポーランド出身の、前期ロマン派音楽を代表する作曲家。
当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家としても有名でした。
作品のほとんどはピアノ独奏曲であり、様々な形式を用いて新しい作曲書法を盛り込んでいきました。
またショパン自身がピアニストとして活躍していたこともあり、
楽曲の中には美しい旋律がたくさん散りばめられています。
ショパンの作曲技法は、ピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いていきました。

詳しくはottoスタッフのRIOが記事を書いている【THE GREAT COMPOSERS -偉大なる作曲家-】のショパンを御覧ください。

✏️「ポロネーズ第5番 英雄」とはどんな曲?

ショパンが用いた様々な形式の中には、
・ワルツ
・ノクターン
・マズルカ
・バラード

など、様々なものがあります。
その中でも、ショパンの音楽創作の根源であるとも言える、
母国の踊りの一つでもある「ポーランドの(踊り)」という意味を持つのが、
ポロネーズなのです。

ちなみにどんな踊りかというのは、下記動画をご覧ください🙋‍♀️


この動画を見てみると、ゆっくりと落ち着いて優雅な印象を受けます。
…というのも、元々は貴族のための踊りで、荘厳な類のものであったようです。
ヨーロッパの貴族達の中で、この優雅さと生き生きしたタイプのポロネーズという踊りは
とても流行したようでした。

「英雄ポロネーズ」は、ポロネーズの作品群の中でも、
「軍隊ポロネーズ」、「幻想ポロネーズ」と共に人気の高い曲です。
「英雄ポロネーズ」と名付けたのはショパン自身ではなく、誰が付けたのかは現在不明とのこと。
一説にはショパンと関わりが深い弟子達か、あるいはこの曲を聞いて感動した人が付けたのではないかともいわれています。

曲全体を通して現れてくるポロネーズの力強いリズムは、
ショパンの母国を愛する気持ちや、母国の栄光を称える表現と言えるでしょう。

✏️ショパンの有名な曲は…

♬ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1 「子犬のワルツ」
♬ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
♬エチュード ハ短調作品10-12「革命」
♬マズルカ 変ロ長調 Op.7-1
♬バラード第2番 ヘ長調 作品38
♬ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
♬舟唄 嬰ヘ長調 作品60

名ピアニスト達の演奏、どうぞご堪能ください😊

同じ楽譜であっても、それぞれのピアニストの表現はここまで違うものかと、
表現の幅広さを感じずにはいられません。
それぞれの弾き手の人生、生きてきた時代、場所、バックボーン。
聴きながら思いを巡らせてしまいますね✨

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♫巨匠。ホロヴィッツさんの演奏です。

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♫2009年の日本の浜松国際ピアノ・コンクール(15歳最年少)で優勝など、数々のコンクールキャリアを持ち、若手の実力派ピアニストであるチョ・ソンジンさん。
2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝した際の受賞者コンサートでの演奏です。

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♫日本を代表する若手ピアニスト、反田恭平さん。
2021年第18回ショパン国際ピアノコンクールで日本では半世紀ぶりの第2位を受賞!!ということで、
目が離せないピアニスト。
実際のショパン国際コンクール審査時の迫真の演奏、お聴きください✨

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フランスのピアニスト、シプリアン・カツァリスさん。
超絶技巧と詩的な表現が演奏に表現されるピアニスト。
優雅さ、華やかさが溢れていて、またいつもの英雄ポロネーズとは違った表現に触れられると思います。

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マルタ・アルゲリッチさん。
女性ピアニストでこんなにもコンサートや録音をこなした方は今までいなかったのでは。
圧倒的なピアニズムで、今もバリバリ活動されています。
大分での別府アルゲリッチ祭を始めとした音楽祭やコンクールなどの開催、
若手音楽家の育成にも力を入れていらっしゃいます。
ショパン国際コンクールでも長きにわたって審査員をされています。

名ピアニストたちによる名演奏、どのように感じられましたか?✨

楽曲の技巧的な難しさはもちろんですが、
どのような表現をするか、また、なぜ自分はその表現をするのか…とても問われる楽曲だと思います。
その難しさや深さは、きっと演奏する面白さにつながっていくのではないでしょうか😃

コンクールでの皆様のご応募、心よりお待ちしております♬

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いつもご覧頂きありがとうございます✨
-otto piano Concours vol.02 supported by Technics-に関しての詳細はこちらをご覧ください!