Otto Piano Concours を受けて・・・

こんにちは😊電子ピアノ専門店 Otto スタッフの山崎音愛です。

今回は、昨年コンクールを受けた体験談を書かせていただきたいと思います。

コンクールを受けたきっかけ

 コンクールに挑戦しようと思った理由は、課題曲の愛の夢が大好きな曲だったことがとても大きいです。
 愛の夢は、昔から少しずつ練習しておりましたが、受験期に入り、指が鍵盤の場所を覚えた、という段階で練習を中断してしまっていた状況でした。また弾きたいと思っていた時にOttoピアノコンクールを知り、とても良い機会だと思い、受けさせていただきました。

コンクールを受けてよかったこと

 コロナの影響もあり、動画で開催するコンクールが増えてきていたものの、
ピアノ演奏での動画コンクールを受けるのは始めてで、新たな学びが多かったです。
わたしは空間に広がるピアノの音にこだわりがあったため、録音機材を使わずに応募しました。
ですが機材を使っている方もいらっしゃって、とてもきれいに音が動画に入っており素敵で感動しました。このように新たな価値観のようなものが生まれたこともとても良かったです。


 また、この時のわたしの音楽に対する想いを、愛の夢を通し時間を越えて、自分の中に秘めるのではなく多くの人に伝えることができたことは、結果がどうであろうととてもうれしいことでした。

学べたこと・反省したこと

 練習を再開してからはすぐに弾けるようになりたく気持ちが先走り、ゆっくりのテンポから練習をせずに雰囲気だけで弾いてしまいました。ゆっくりから丁寧に練習するべきでした。そして自分の心の裏から小さい声で聞こえてくる本当にそのままでよいのか、という声を無視して雰囲気だけの演奏のまま撮影をし、提出してしまったことです。
 また、このコンクールでは使用楽器、録音機材の有無など、決まりが多くはなかったため、撮影環境にももう少しこだわれば良かったです。ストーブを消す、など、小さな工夫すらできていなかったためとても心残りです
 また、後から自分の演奏を聴いて、感情ををもっと大げさに伝えることができればよかったと思います。動画だと伝わりずらいということもあるので大げさくらいが良かったのではと反省です。

本当に勉強になりました。

さいごに・・・

今まで述べさせていただいたように、昨年コンクールに出場して、わたしの場合はもっとこうすればよかった、というような反省点がとても多かったです。

そして、これらのことを、もしコンクールを受けていなかったらすべて学べていなかった、と思うとものすごく恐ろしいです。

もし出場するか迷っている方がいらっしゃれば、自分の未来のためにもぜひ勇気を出して参加してみていただきたいです。✨