みなさま、こんにちは😊さおりです✨
2024年も早いものでもう少しで半年が経ちますね!!
さて、6月は本来なら梅雨時期なわけですが…☂️
夏本番のようなお天気が続いていますね!
例年より少し遅れて梅雨が来る様なので、
この梅雨時期を音楽♬と共に楽しく過ごしていただける様に、
【季節と音楽】をタイトルに、オススメの曲をお届けしたいと思います✨
ショパン:雨だれ
アリス=紗良・オットさんの演奏です✨
言わずもがなですが、クラシックの名曲の中でも特に人気の高い1曲です。
雨の温度感や、雨粒の大きさも音色から感じ取ることができます。
降り始めた雨から、段々と雷の轟まで聞こえてくる様な音楽です。
ショパンの詩的な表現が余すところなく発揮されている一曲ではないでしょうか。
ドビュッシー:雨の庭
ニコライ・ルガンスキーさんの演奏です✨
ドビュッシーはショパンとはまた趣が違く、最初から細かく吹き付けるような雨ですね。
細やかな音符で情景の描写が見事になされています。
和音構成も最後にはメジャーコードに解決するところをみると、
大雨から始まり、最後はギラっとした太陽が現れてくる展開ではないでしょうか。
スッキリしたい方にオススメです😊
ブラームス: 「雨の歌」ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番
ヴァイオリンは、世界で活躍する日本人ヴァイオリニストの一人でもある庄司紗矢香さん✨
こちらの作品は、題名は自身によって付けられた題名ではありません。
ブラームスが1873年に作曲した同名の歌曲「雨の歌」作品59-3のメロディを第3楽章に引用したことからこの題名で呼ばれるようになりました。
ショパンやドビュッシーの先程の作品に対し、
こちらは「雨」や「雨音」を実際に音に表したものではないですが、
作品の深いところに「雨」を感じる音楽となっています✨
武満 徹:雨の樹 素描II ─オリヴィエ・メシアンの追憶に─
三重野奈緒さんの演奏です✨
こちらは、日本人の作曲家武満徹の作品になります。
クラシックの作品の中ですと、耳馴染みのある作品ではないかもしれません。
これまで主にヨーロッパの作曲家から見た「雨」の音楽をお聴きいただいたので、
ぜひ日本人の作曲家から見た「雨」の音楽をお聴きいただけたらと思います🎶
武満氏の親友である作家・大江健三郎さんの短編小説『頭のいい雨の木』に
インスピレーショ ンを得た作品で、武満氏最後の作品となっています。
楽譜の中には「Joyful(喜びに満ちて)」と書いてある場所もあり、
夢見心地の美しいメロディや響きに包まれる作品です✨
ミシェル・ルグラン「I WILL WAIT FOR YOU」シェルブールの雨傘
さて、ラストはクラシック以外のジャンルからは、この曲をオススメ致します♫
「雨」の映画は沢山あるかもしれませんが、
音楽映画の中ではこの作品は外せません✨
今はミュージカル映画が沢山あるかもしれませんが、
きっと公開された1964年には、かなり斬新な手法だったのでは!と思います。
この動画は「シェルブールの雨傘」の音楽を手がけたミシェル・ルグラン本人の
演奏になります。
アレンジでもかなり表情が変わるのが音楽の面白さ♫
映画本編では、歌が入る切ない1曲なのですが、
この動画の演奏はジャズセッションに発展していって、
かなりアグレッシヴになるのもかっこいいところです!!
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さて本日はそろそろこの辺で…😊
また「季節と音楽」の記事、お読み頂けますと幸いです✨
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