
皆さまこんにちは、カヨです。
こどもピアノについて、非常に多くのお問い合わせをいただきますので、このブログでは、これからピアノを始めたいお子さんや、習わせるか迷っている親御様に安心して一歩を踏み出せる情報をお届けできたらと思います。
シリーズに渡ってお伝えしていけたらと思いますので、お悩み中の方は、ぜひご参考いただけましたら嬉しいです🎹
【NEW こどものピアノ】の第1回目は、『何歳から始められる?』をテーマにお伝えいたします✨
🎂 ピアノは何歳から習わせるのがいい?
多くの子が、3歳くらいから小学校の低学年ごろにピアノをスタートしています。
実際に私も、ピアノを習い始めたのは3歳のときでした。(記憶ないですが😅)
当店の生徒様でも、園児の頃から通ってくれている生徒様も多数いらっしゃいます🎹
でも、「早ければ早いほど良い」というわけではなく、ピアノを始めるときに大切なのは年齢よりも
「お子様がどんなふうに音やリズムを楽しめるか」がとても大切になってきます🎶
そしてピアノを始める前に、こんな力が身についているとレッスンもより楽しくなります。
- 先生の話を聞いて、座っていられる(5〜10分でもOK!)
- 指をグー・パーできるなど、ある程度手が動く
- 音や音楽に興味がある(リズムにのる、歌が好き など)
お子様が、無理なく楽しくスタートできるかどうかがポイントです☝️✨
⚠️ 早すぎるとどうなる?
3歳未満など、あまりに早い時期に始めると、こんなことが起こりがちです😅
- レッスン中に集中できない
- 先生の話を聞けず、レッスンが進まない
- 「できない」経験が積み重なって、ピアノが嫌いになってしまう
この時期に大切なのことは、「上手になること」よりも、「音楽って楽しい!」と思える体験を増やすことによって、より集中力を高めていくことができます。
🌼 リトミック(音楽あそび)や、親子で音を楽しむ時間から始めるのが◎
将来ピアノを始める準備になります。
🕒 遅いとダメ?
「もう小学生になっちゃったから、遅いかも…」と心配される方もいますが、まったくそんなことはありません!
実は、小学生から始めるメリットもたくさんあります!!
- 集中力や理解力があり、譜読みもスムーズ
- 自宅練習が習慣になりやすい
- 「自分の意志」で始めるので、モチベーションも高い
🎵 6歳〜8歳くらいでピアノを始めて、数年でしっかり上達する生徒様もこれまで数多くみてきています。
レッスンをしっかり理解し、次回のレッスンまでに必ず課題を仕上げてくる上達スピードは、毎回感心させられます☺️
👶👦👧 幼稚園児や小学生でも大丈夫?
もちろん大丈夫です!!
幼稚園児(年中・年長)は…
- 指の力がついてきて、鍵盤が押せるようになる
- 数字やひらがな、カタカナに親しみが出てきて、楽譜の入り口に立てる
- 「音楽って楽しい!」という気持ちが自然と育つ時期
楽譜を見て、少しづつ音符も読めるようになってくる時期なので、ドレミファソラシドを色で覚えたり、鍵盤の場所も覚えて「弾く」ということができます!
小学生は…
- 理解力が高く、譜読みやリズムが早く身につく
- 自主的に練習できる子も増えてくる
- 他の習い事と両立しやすい
それぞれの音符には「拍」がありますが、この拍を数字に置き換えたり理解力が高く、拍からのリズム取りも感覚だけではなく、「理論」も理解できるため、自宅練習を積極的に行いこちらがびっくりするほどのスピードで上達していきます。
🌟 どちらの時期も、それぞれの良さがありますので、お子様の「性格」や「音への興味」に合わせてお選びいただければと思います。
💬 まとめ:お子様に合った“今”がベストタイミング
ピアノを始めるにあたり、「早すぎるとダメ」「遅すぎたら無理」ということはありません。
ただ、大人になると体が硬くなるのと一緒で、大きくなるにつれて『脳』が固くなると言われています。
脳が柔らかいうちに始めるに越したことはありませんが、「早すぎ・遅すぎ」ということはありません。
- 音楽を楽しむ気持ちがあること
- ピアノを弾けるようなりたい!という気持ちがあること
この2つがとても大切な気持ちになってきます。
レッスンが進むにつれて、レベルも難しくなっていきますが、この時にこの2つの気持ちを持ち続けていると壁に当たったときもお子様自身で乗り越えることができます。
反対に「やらされている」「あまり興味がない」という状態ですと、自宅練習もレッスンも苦になってしまうので、楽しさがなくなってしまう可能性が高いです。
🏡🧑🧑🧒ご両親様へのお願い
親だからこそ、我が子に上達してもらいたからこそ、色々言いたくなりますね。
その気持ち、とてもよーーーーーく分かります!!!
分かった上で、ご両親様へのお願いごとは、3つあります。
まず1つ目。
お子様の「できた!」をいっぱい褒めてあげてください。
こどもは、やっぱり両親に褒めてもらえることが1番嬉しいです🥰
私の生徒様たちも「お父さんがね」「お母さんがね」と褒めてくれた話をみんなとっても嬉しそうに話してくれます🎶
2つ目。
「練習をしない」「やる気を感じられない」。
そんな事も多々あります。
そんなとき、「やりなさい」の命令形ではなく、なぜやらないのかの「気持ち」を聞き出してあげてください。
親だからこそ、言えないときもありますが、1番の味方はやはりご両親です。
最後3つ目。
「一緒にピアノを習っている気持ち」を持つことにより、お子様の支えになることができます。
お子様の成長に合わせて、これまで送り迎えなどをしていたレッスンに1人で行かせたり、レッスン中は同じ部屋に入らなくなったりなどあると思いますが、いきなり1人にされてしまうとお子様も「興味を持ってくれないんだ…。」と寂しい気持ちになってしまいます。
ピアノに限った話ではありませんが、「上達」のためには、本人のやる気はもちろんですが、ご両親の応援がとっても大きな力・支えになります!!
「経験がないから分かってあげられない。」と親御様からご相談いただくこともありますが、もうそう思っただけで、実はお子様の大きな支えになっています。
ピアノはすぐに成果を感じられる楽器ではありませんので、一緒に気長に成長を見守ってあげてください✨
お子様が「はじめての一歩」を笑顔で踏み出せるように、ぜひご家族で楽しむところからスタートしてみてくださいね🎵
次回は、「どんなピアノを買えばいいの?」をテーマにお伝えいたします🎹
ぜひお楽しみに🎶
電子ピアノ鍵盤専門店/ピアノ教室 otto
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