皆様こんにちは、ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール otto のRIOです。
今回はJ・S・バッハ作曲の平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 プレリュードをご紹介いたします。
Klavier well tempered Book 1 No 1
この作品は鍵盤楽器のために作曲された第1巻、第2巻からなる作品集です。
それぞれ24すべての調による前奏曲とフーガで構成されており、いまや世界中のピアニストのバイブルとして愛される作品集です。
それではいろいろな演奏を聞いていきましょう。
1.アンドラス・シフの演奏です。
コロコロとした音が特徴で、楽曲が作曲された当初の鍵盤楽器 チェンバロを彷彿とさせますね。
2.スヴャトスラフ・リヒテルの演奏です。
少し古い演奏でピッチが今と違っていますが、なんだか雪のような演奏ですね。サラサラしています。
3.マウリツィオ・ポリーニの演奏です。
シルクのような手触りです。手から音がこぼれ落ちていくようですね。
4.グレン・グールドの演奏です。
「和音」の音楽ですね。その一言に尽きると思います。バッハの音楽は私自身も「和音の音楽」だと思っているのですが、それの極みのような演奏です。
5.シーべ・ヘンストラの演奏です。
これが当時のチェンバロでの演奏です!ピアノとガラッと雰囲気が変わりますよね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
バッハは以前に「偉大なる作曲家シリーズ」でもご紹介させていただいた通り、誰もが通る、そして誰もが愛する作曲家です。
それ故に解釈にもそれぞれ大きく違いが出てきます。
それらを感じていてだけたら幸いです。
ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール ottoでは様々な電子ピアノや、楽譜を扱っております。
ぜひ足をお運びくださいませ!