皆さまこんにちは、カヨです。
お子様へのピアノ、どれを買えばいいのかよく分からない…
と大変多くのご相談をいただきますので、改めてご紹介いたします♪♪
第1回目となるこちらの記事では、キーボードと電子ピアノとアコースティックピアノの違い
をご紹介いたします。
以前のご紹介は▼コチラ▼
🎼キーボードと電子ピアノとアコースティックピアノの違い
①鍵盤タッチの重さ
②音の響き
細かいことは多々有りますが、大きく分けて違うのはこちらの2つ。
まず①の鍵盤タッチの重さです。
タッチがアコースティックに近いのが良いのは何となくわかるけど、そんなに重要?
と不思議に感じたことないですか?
この「鍵盤タッチの重さ」はどうしてそんなに重要なのか。
ピアノを弾くということは、見た目以上に繊細な動きが求められます。
1つの例として、「強弱」の表現。(強( f:フォルテ)、弱( p:ピアノ))
このf&pは、習い始めの頃に出てくる奏法記号。
細かいことを言えば、曲によって同じfでもpでも、その加減が変わります。
楽器において、強弱は弱い方からレベル1.2.3と決まった段階があるわけではなく、
その加減は、奏者自らが曲の中で表現するものなのです。
「歌」と同じですね。
ピアノは、声の代わりに指で奏でます。
今、例に出しているのはたったの1つ。
バッハ、ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシー、リストetc…。
たくさんの作曲家の曲を演奏するためには、もっともっとたくさんの表現力が
ピアノでは求められます。
②の音の響きは楽器本体の「音の鳴らし方」に違いがあります。
アコースティックピアノには響板という音を響かせるための板が備わってますが
キーボードや電子ピアノには備わっていません。
※(一部、高価格帯の電子ピアノには備わっている機種もございます。)
この音の鳴り方(響き方)はそんなに重要なのか!?
結論、とっても重要なんです!!
🅰️ドーーーーー
と、
🅱️ドーーー
🅰️も🅱️も音が響いているのは同じですが、長さが違います。
この長さは、音の広がりを表しています。
♪ドーーーーーレと、次に出てくるこの「レ」音。
「レ」を弾く細かなタイミングは、この音の響きも関係しています。
ご自宅で歌うとき、お部屋・お風呂などで歌うのでは響き方に違いがありますよね。
そういった音の響きをよく聴くことも、演奏にはとても大事なポイントになります。
鍵盤タッチの重さ、音の響きの違いで1年先、3年先、5年先と上達レベルにも差が出てきます。
続けるからには、楽しく上達できると1番良いですよね♪♪
次回vol.2では、「0〜4歳位のこどもにはどのピアノ?」をご紹介いたします。
ぜひ、楽しみにお待ちくださいませ✨
電子ピアノ鍵盤専門店/ピアノ教室 otto
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