皆様、こんにちは。
今回は、北欧のショパンとも評されるグリーグをご紹介いたします。
Edvard Grieg
エドヴァルド・グリーグ(1843〜1907)は、スウェーデン統治時代のノルウェー出身で、自国の民族音楽から着想を得て、国民楽派の作曲家として知られています。
ピアニストの母をもつグリーグは、15歳のとき親戚でもあったヴァイオリンの名手オーレ・ブルの勧めでメンデルスゾーンが創設したライプツィヒ音楽院で作曲とピアノを学びました。
卒業後はデンマーク、ノルウェーを中心に作曲家、ピアニストとして名を馳せました。
また同時期に従妹でソプラノ歌手だったニーナと結婚し、幸せの絶頂のときに有名な「ピアノ協奏曲」や「抒情小曲集」の第1集などを発表しました。
その後はヨーロッパに活動範囲を広げていきましたが、常に民族意識を絶やさず、より民族楽器や民族音楽に傾倒していきます。
作曲を絶やさず続けていましたが、「抒情小曲集」の第10集を発表した頃には体調を崩しており、1905年のノルウェー独立を見届けた後、1907年に心不全で亡くなります。
ここで有名な曲をご紹介いたします。
「ピアノ協奏曲」
「ペール・ギュント 第1組曲」
「ホルベルク組曲」
グリーグとピアノの関係性
ピアニストしては絶対に外せないのがグリーグのピアノ協奏曲でしょう。
この曲の冒頭は、日本だとよく悲劇的なシーンで流れますよね。
余談ですが私、さだまさしさんが好きなんですが、「関白宣言」と対になっている「関白失脚」の中で、このグリーグの協奏曲の冒頭が出てきます。(笑)
それから「抒情小曲集」もピアニストにとっては大事なレパートリーとなっていると思います。
第1集から第10集までありますが、それぞれ違った顔を持っており、いろいろな「抒情」を感じることができる作品です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
グリーグは普段表立って紹介されることは少ないですが、たくさん素晴らしい曲があるので皆様にも是非聞いていただければいいなと思っております。
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