【電子ピアノの疑問のアレコレQ&A!!Vol.2】🎼目的・用途別おすすめ電子ピアノ〜鍵盤編〜

皆さまこんにちは、カヨです。

お客様から非常にご質問の多い、目的・用途別にご紹介したいと思います♪♪

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Q.なんで高いピアノがいいの?
A.アコースティックピアノにより近づけるため、鍵盤やスピーカーなどこだわって作られているからです。

鍵盤タッチのアコースティックな部分と、音の響きや広がりを左右するスピーカーといったデジタル部分。

これらのグレードが上がれば上がるほど、電子ピアノのお値段も10万円、20万円、30万円

それ以上とお値段が変わり、それだけアコースティックピアノに近づいていきます。

分かりやすく解説します。

ピアノは、鍵盤タッチ、ペダル、打鍵時の音の鳴り、弾いた時の響きなどがとても大事。

奏者は、これらを全て「感覚」で捉え、ピアノの鳴りや響きに合わせて

弾く時の力の入れ方や抜き方、ペダルを踏む・離すのタイミングなどを変えています。

これらの動作をお話の中で数値のように分かりやすくお伝えることはなかなか難しいですが、

テクニック同様にその「感覚」をも鍛える必要がピアノにはあります。

アコースティックピアノのような電子ピアノとなると、安価な製品ではテクニック表現力

鍛えることは限界があり、より上達を目指すのであれば、30万円以上のピアノがオススメです。

なんで安価なピアノは上達が難しい?

大きな違いは『鍵盤』と『スピーカー』にあります。

まず、鍵盤。

鍵盤は、【木製】 【樹脂製】 【木製 × 樹脂製】(ハイブリッド鍵盤)

の3種類あります。

木製鍵盤と言ってもその種類は大きく分けて2種類。

一枚板から作られているのか、何層も重ねて1本の厚みに作られているか。

一枚板で作られている鍵盤は、木と木の間に隙間が無いので、湿気にも強いです。

何層も重ねて作られている鍵盤は、歪みや反りを防ぐ効果があるとされています。

どちらの鍵盤も自然な重さと、連打性に優れているので、よりアコースティックピアノに近い

弾き心地となります。

近年、メーカー技術の向上により以前ほどではありませんが、木製鍵盤と比べると

鍵盤タッチが軽めで、打鍵した時のクッション性が少ないので、指や腕など疲れやすい

傾向があります。

湿気などの影響を受けにくいので、鍵盤の歪みや調整の必要がないのはとてもいいですね!

木製鍵盤と、樹脂鍵盤の良いところを掛け合わせたハイブリッド鍵盤。

センター樹脂で、周りを木製の鍵盤で覆われて作られています。

タッチは木製鍵盤とほぼ同等ですが、センターが樹脂になっているのでこちらの鍵盤も

湿気などの影響を受けにくく、ほぼメンテナンスフリーと言えます。

鍵盤選びはとても大切

1番触れる鍵盤。

この鍵盤タッチは、「感覚」を司る大事な入り口になります。

日頃の練習で、テクニック・感覚を身に付け、繰り返し繰り返し練習することで

上達していきます。

ピアノは、ご自宅での練習が1番重要と言っても過言ではありません。

毎日一生懸命練習をしたのに、レッスンや発表会でいつものようにに弾けず、

自信をなくしてしまったり、ピアノが楽しめなくなってしまったり…。

日頃の成果を発揮し、レッスンや発表会で素晴らしい演奏をするためにも

より良いピアノで練習することをオススメいたします。

鍵盤が重ければ重いほど良いというものでもありませんが、なるべく日頃から

アコースティックピアノに近い鍵盤で演奏することにより、自信やモチベーションにも

繋がるので、ピアノがもっともっと楽しくなります♪♪

otto人気機種

🎹CASIO : GP-510 (木製鍵盤)

🎹KAWAI : CA99 (木製鍵盤)

🎹DEXIBELL : VIVO H10 (ハイブリッド鍵盤)

各ピアノの動画もぜひご覧くださいませ✨

🎼CASIO / GP-510

🎼KAWAI / CA99

🎼Dexibell / VIVO H10


次回は、『なんで高いピアノが良いの?〜スピーカー編〜』をお伝えしたいと思います!

ぜひお楽しみに〜♪♪