otto piano Concours vol.1 supported by technics 開催の理由について

皆様、こんにちは。otto RIOです。

先日SNSにてコンクール主催のようすけ管理人からコンクール開催の理由について声明を出させていただきました。私の文章でotto piano Concours vol.1 supported by technicsの開催理由についてお話していきます。

理由その1

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ottoにはたくさんのピアノ好きが来てくださいますが、ようすけ管理人はそんな方々と関わることで「プロピアニストとしてやっていくには技術の他に【経済力】もいるんだ」と感じたそう。

アコースティックピアノはそれ自体も高いし、防音性のない部屋では思いっきり弾けません。

電子ピアノならある程度安くでも手に入ることから、「電子ピアノしか購入できない人もたくさんいる」という気付きがあったそうです。

更に楽器本体の問題だけではなく、レッスンや調律にもお金がかかるし、音楽高校や音楽大学に通うとなると、一般の学校よりも費用がかさみます。

そのような問題から、リーズナブルな金額で、気軽に参加できる。更に素晴らしい先生方にも聴いてもらえるというコンクールとして開催することになりました。

理由その2

今日本では少子高齢化が問題となっていますよね。

2021年のデータによると約1億2500万人の人口のうち28.8%が65歳以上となっています。

総務省統計局より)

この数字は世界でもっとも高いです。

少子高齢化のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

ここ数年で、福祉や経済などの分野では高齢化にための対応がなされて来ましたが、音楽ではどうでしょう?

音楽を聞いて楽しむ人、楽器を演奏する人、ライブやコンサートなどのエンターテインメントなどを楽しむ人が変動している中で、その受け皿も同時に変動していくべきでしょう。

また昨年大いに盛り上がった、東京オリンピック・パラリンピック。

まさにこれらが体現しているように、障害の有無など関係なく、文化的側面からも均等に機会を設けていきたいと、ようすけ管理人も考えています。

下半身麻痺であったり寝たきりの状態など、アコースティックピアノに手が出しにくい方が少しでも参加しやすいように、otto piano concours では電子ピアノでも参加OKとなっております。

また、メンタル的に後ろ向きになってしまっている方にとっても、モチベーションに繋がるイベントとなればいいなという願いも込められています。

理由その3

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2022年現在世界の人口の約55%が都市部で生活しており、2050年には約70%まで増加すると言われています。

現在のいわゆる情報化社会では都市部に雇用が集中しており、それと共に教育や医療などのインフラも集中しています。

日本でも東京を筆頭に関東圏の人口が増え続けています。

反対にその他の地域では過疎化が進んでいます。2050年には今の倍ほど過疎化が進むと言われています。

音楽ももちろんその影響は大きく、地域格差があると思っています。

実際藝大に通っている私も実感するほどです。

人口のバランスが崩れることで地域の多様性が失われ、表現に偏りが生まれる危険性があります。

音楽はすべての人に平等であるべき。

これは弊社の社是の一つでもあります。

オンラインで行うことで47都道府県どんなところでもコンクールに参加することが出来ます。

最後に

このようなようすけ管理人の想い、そして関わってくださっている皆様のご尽力のおかげで成り立っているプロジェクトでもあります。

私自身も、誰にでも参加しやすいこのコンクールがどのような方向に行くのか、とても楽しみにしています。

乞うご期待くださいませ。

↓こちらのリンクから詳しい説明のリンクに飛べます。