皆さまこんにちは、カヨです。
新しくなったRolandのグランド型電子ピアノGP-9。
今回は、【ペダル】をご紹介したいと思います。
高性能なペダルでリアルな音を再現
ダンパー、ソフト、ソステヌートの3本ペダルを備え、ダンパーはハーフペダルなどの高度なテクニックにも対応しています。
グランドピアノに限りなく近い踏み込んだ時の荷重変化や連続検出を再現。
さらにRoland独自のセンシング技術を活かしたダンパーモデリングをが採用され、ダンパーノイズやペダルを速く踏み込んだり戻したりの物理的なノイズも再現されています。
各ペダルの役割・特徴
①ソフトペダル
ソフトペダル(シフトペダル)は、音の響きを弱める機能があります。
⚫︎グランドピアノ
ペダルを踏むと、鍵盤ごとハンマーアクションが右に動きます。
右に動いたとき何が起こっているのか?
それは、実はピアノは1つの音を3本の弦で鳴らしています。(なので調律師さんの技術ってほんと心から尊敬ですよ!!)
ちなみに、低音は2本の弦で鳴らしています。
ハンマーアクションが右に動いたとき、3本から2本、2本のところは1本になるので音量も小さくなります。
⚫︎アップライトピアノ
ペダルを踏むとハンマーが上に押し上げられて、弦との距離を近づけることでハンマーが弦に当たる力を弱めることで音量が小さくなる仕組みです。
②ソステヌートペダル
ソステヌートペダルは、グランドとアップライトでは仕組みは異なります。
⚫︎グランドピアノ
使う機会は少ないので、真ん中のペダルってどうゆう時に使うの?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
ソステヌートペダルは、ダンパーペダル同様、音を伸ばす機能があるのですが、ダンパーと違うのがペダルの使い方。
【使い方】
❶伸ばしたい音の鍵盤を弾く
❷ソステヌートペダルを踏む
すると、❶で弾いた”音だけ”が、伸びます。
例のように左手で弾いたAのドミソだけを伸ばしたい!けどまたBのドミソドを同じく左手で弾かないと…となると、最初に弾いたAは本来であれば音がなくなってしまいます。
ですが、❶&❷をしてから弾くとAのドミソドは伸びてくれるんです♪♪
B&Cの音は、何も起こりません。
ペダルを踏んでいる間は、1度離したAの和音も、また同じところを弾くと再び伸びますよ。
面白いですよね!
趣味の範囲では、使う機会はあまりないかもです。
仕組みは、❶の鍵のダンパーだけ弦におりなくなるので、ダンパーのように踏んでいる間は音が伸び続けます。
⚫︎アップライトピアノ
アップライトには、ソステヌートペダルのような機能は備わっていません。
②を踏んだ時はハンマーと弦の間にフェルトが入り、音量がとても小さくなります。
また、(多くは)左にズラし固定することもできます。
③ダンパーペダル
ダンパーペダルは、ラウドペダルやフォルテペダル、サスティニングペダルとも呼ばれています。
ピアノ演奏時は1番使うペダルですね。
このペダルを踏むとダンパーが一斉に弦から離れることで、長く音を振動させることができるので、音が伸びます。
実は弾いた音だけではなく弾いていない音の弦も共鳴するため、とても華やかで豊かな響きを表現することができます。
ダンパーペダルに関しては、アップライトピアノも同じ仕組みです。
電子ピアノは鍵盤タッチももちろん気になりますが、ペダルもとても大事な要素です。
ハーフペダルに対応しているかしていないかも、上達すればするほど気になるところですよね。
鍵盤タッチや音の響きだけではなく、ペダルまでもをアコースティックピアノで弾いているかのように表現する。
本当に凄い技術です!!✨
ぜひ、皆さまもペダルを含めた音の響きやタッチなど実際に弾いてこのピアノの素晴らしさをご体感くださいませ。
皆さまのご来店お待ちしております♬
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