こんにちは。
ottoのめいです。
ジャンルにこだわらず色々なピアニストの事を勉強するシリーズ。
【どこまで知ってる!?ピアニスト探求物語】
今回紹介する方はピアニストの久石譲さんです
この天才的ピアニストはどのような人物であるのか、
どんな幼少期だったのかなど詳しく紹介していきます。
久石譲の生い立ち
長野県中野市出身。長野県須坂高等学校、国立音楽大学作曲科卒業。
久石譲の名は、大学在学中に友人と話し合った結果、
当時活躍していたクインシー・ジョーンズの名前をもじり漢字に当てたものに由来する。
映画音楽を中心に手掛ける。
特に宮崎駿監督作品においては、『風の谷のナウシカ』以降、
『君たちはどう生きるか』まで39年間すべての長編アニメーション映画の音楽を手掛けている。
また、北野武監督作品においても
『あの夏、いちばん静かな海。』から『Dolls』までの7作品の音楽を手掛けている。
演奏活動
2003年のコンサートツアー「〜a Wish to the Moon〜 Etude&Encore PIANO STORIES 2003」では
ピアノとチェロ9本という編成でコンサートを行った。
このツアーの東京公演を収録したDVDがリリースされている。
同年の「新日本フィル・ペンションファンドコンサート」や「Symphonic Special 2003」では
指揮を担当する楽曲数も増え、指揮者としての姿が目立ってきた。
2004年、新日本フィルハーモニー交響楽団と新たに結成した、
新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの音楽監督に就任。
「ジャンルにとらわれず魅力ある作品を多くの人々に聴いてもらおう」という願いから、
自身の楽曲だけではなく、「007のテーマ」、「ミッション・インポッシブルのテーマ」といった
有名な映画音楽を自らアレンジしたものから、
「ボレロ」のようなクラシック曲など、
ジャンルにとらわれないスタイルでコンサートを行う。
同年のコンサートツアー「World Dream Orchestra 2004」では
音楽監督として全曲を指揮。なお、ステージにはピアノも設置され、弾き振りもあった。
世界での活躍
2011年6月から7月にかけて
「久石譲 3.11 チャリティーコンサート〜ザ ベスト オブ シネマミュージック〜」が、
日本・フランス・中国の3カ国で開催された。
久石は同年4月末に気仙沼市や陸前高田市、大船渡市を訪れた。
その際、被災地の学校にてピアノなどの楽器が津波により流された状況を目の当たりにし、
音楽家であるという強い想いがこのコンサートを企画させたという。
2015年、イタリアの第17回ウディネ・ファーイースト映画祭で、
特別功労賞の受賞を記念したコンサートを開催した。
2017年から「Joe Hisaishi Symphonic Concert:Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」のワールドツアーを開催。
6月にフランスのパレ・デ・コングレ・ド・パリで初演を行い
コンセール・ラムルーのオーケストラと合唱団、麻衣らと共演し、宮崎駿作品の楽曲を披露した。
この公演の模様は日本では「久石譲 in パリ」と題され、
NHKで放送された。ツアーはこれまで、ニューヨーク、ロサンゼルスなどアメリカの各都市や
ヨーロッパの各国、オーストラリアなど世界各地で公演している。
久石譲が影響を受けた人物
中学生の時、ビートルズの音楽に新鮮なショックを受け、
ほとんどの曲をギターで弾けるようになったが、高校生の時から黛敏郎らの作品に取り憑かれ、
を現代音楽家を目指すようになる。
当時はジャズにも傾倒しマル・ウォルドロンを最も好んで聴いていた
自身の語法に進んで取り入れることはなかったが、ピアノ奏法に多大な影響を受けているという。
音大進学後、シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクら新ウィーン楽派やルイジ・ノーノなどの演奏を
行う一方で、自身も入野義朗のレッスンを受け十二音技法を用いたり、
あるいはトーン・クラスターを使用した現代音楽を作曲していたが、
大学3年の時、知人から薦められた
テリー・ライリーの「A Rainbow in Curved Air」を聴き衝撃を受ける。
その後2ヶ月悩んだすえ、ミニマル・ミュージックの作曲家になることを決意する。
久石さんの独特な音楽感性はピアノ界だけではない幅広いジャンルから
成り立っているんだなと思いました。
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