皆様こんにちは、ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール otto のRIOです。
今回は、ドビュッシー作曲のアラベスク 第1番をご紹介いたします。
Arabesuque No.1
今回紹介するアラベスクは「2つのアラベスク」という作品の第1番です。
1888年に作曲されたと言われており、典型的なロマン派音楽です。
アラベスクというのは、元はイスラム美術の一様のことで、幾何学的模様が並べられているデザインです。
それでは様々な演奏を聞いていきましょう。
1.スタニスラフ・ブーニンの演奏です。
まるでガラスのような透き通った音です。中間部では、透き通った中にもしっかりと芯が感じられる演奏です。
2.メナヘム・プレスラーの演奏です。
ピアノのハンマーのフェルト部分の質感が伝わる、優しく甘い音です。
一曲を通して柔らかさがありますね。
3.小瀧俊治さんの演奏です。
見かけどおりの爽やかな演奏です。風が吹いているようですね。
4.ニコライ・ルガンスキーの演奏です。
ブーニンはガラスのようだと表現しましたが、こちらはテンポの速さも相まって水のように感じました。ラヴェルの水の戯れのような、、、。
5.ユジャ・ワンの演奏です。
なんと9歳のときの演奏です。本当にすごいの一言です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特にロマン派は表現の幅が大きくなってきているような気がします。
皆さんはどの演奏がお好みでしたか?
ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール ottoでは様々な電子ピアノや、楽譜を扱っております。
ぜひ足をお運びくださいませ!