雨の日に聴きたいクラシック~ロマン派~

こんにちは♬
ottoスタッフまりりんです。
今日は久しぶりの雨空が広がっていますね☔✨✨
心もお肌も潤っているような、何より植物たちが喜んでいる声が聞こえます!
ずっと乾燥が続くと、もちろん楽器も悲鳴を上げてしまいます。
適度な湿度も楽器にとっても、とても大切!!
本当に恵の雨ですね♪☂

さて、今日はそんな雨の日に聴きたいおすすめクラシックをご紹介したいと思います。

まずはこの曲。

🎼ショパン / 前奏曲第15番『雨だれ』

「雨だれ」のタイトルで親しまれている「24の前奏曲 Op.28 第15番 変ニ長調」はポーランドの作曲家、フレデリック・ショパン(1810-1849)が1839年に完成させた「24の前奏曲 Op.28」の中の1曲です。
ショパンが恋人のフランスの女流作家ジョルジュ・サンドと、スペインのマジョルカ島に滞在していた際に作った作品です。
この時期は雨が多く、その影響からこの名曲が誕生したといわれています。

ショパンは病の療養のため、マジョルカ島を訪れていましたが、もう一つ壮大な目的がありました。
それは、ショパンが最も敬愛していた作曲家バッハの「平均律クラヴィーア曲集」にヒントを得た、24ある長短全ての調性で曲集を作りたいという強い想い!!
マジョルカ島で死の淵をさまようほど肺結核が悪化してしまったショパンですが、なんとしても曲集を完成させるために作曲の筆を止めることはありませんでした。
ショパンのありとあらゆる音楽表現が詰め込まれた名作「24の前奏曲 Op.28」。
是非、全曲通しても聴いてみてくださいね♪

ショパンの他の名曲をお聴きになりたい方はRIO君blogもどうぞ▽

続きましては、私の一番大好きな作曲家の作品をご紹介いたします。

🎼ブラームス / ヴァイオリンソナタ第1番『雨の歌』

『雨の歌』の愛称で親しまれている「ヴァイオリンソナタ第一番 Op.78 ト長調」
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスがオーストリア南部の避暑地ペルチャッハで作曲したヴァイオリンソナタ。ブラームス自身が名付けた題名ではないのですが、3楽章に、歌曲『雨の歌』の主題を用いているため、このように呼ばれています。
雨の日に、お家でゆっくりと耳を傾けていると、いつの間にか心にそっと寄り添ってじんわりと温めてくれる作品です。

ブラームスの残したヴァイオリンソナタは、第一番、第二番、第三番と全部で三曲ありますが、どの作品も繊細で美しく力強いロマンティックさも持ち合わせる名曲揃いです。
是非全曲聴いてみてくださいね☺

ブラームスへの愛がたっぷり込められているRIO君のblogはこちら▽

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