
皆様こんにちは。今回はストラヴィンスキーをご紹介いたします。
Igor Stravinsky

イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882〜1971)は、ロシア出身の20世紀を代表する作曲家で、多くの芸術家に影響を与えた人物でもあります。
マリインスキー歌劇場付きのバス歌手の父のもとに生まれたストラヴィンスキーは、両親の希望で官吏の道を目指しサンクトペテルブルク大学の法学部に進みました。
その傍ら週一回音楽理論の指導を受けていたそうです。
たまたま法学部で知り合った友達がなんとリムスキー=コルサコフの息子で、1902年からレッスンに通うようになります。
その後、コルサコフの元で書いた曲を聞いたバレエ・リュスの主宰ディアギレフがストラヴィンスキーに依頼をし、完成したのが三大バレエ「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」です。
当時ではかなり新しい作風だったため、初演では暴動が起こった物もありましたが、すぐにその評価は上がり、若手の革命児として名を刻みました。
それまで夏はウクライナ、冬はスイスで過ごしていた彼でしたが、第一次世界大戦の勃発によりウクライナに帰れなくなりスイスに定住することになります。
またロシア10月革命でロシアからの援助も受けられなくなり、バレエ・リュスの公演もままならない状態でした。
ですがこの頃にはこれまでと違った作風を見出し、新古典主義のはしりとなります。
1920年以降はフランスに住み、約30年間は新古典主義の作風を続けます。
第二次世界大戦開戦後はハーバード大学での講義を通して、アメリカに移り住みます。
1950年頃からは、元は反対していた十二音技法を採用し始めました。
そこから15年で20曲ほどを残しますが、健康上の理由から作曲、指揮ともに行わなくなり、88歳で没します。
ここで有名曲をご紹介いたします。
春の祭典
火の鳥
ペトルーシュカ
ストラヴィンスキーとピアノの関係性
あらゆるジャンルに手を伸ばしていたストラヴィンスキーですが、ピアノ曲も例外ではありません。
初期作品は自分でピアノを弾く想定をしておらず超絶技巧が目立つ曲も多いですが、作風の変化またピアニスト活動の本格化から、初期よりも複雑でなく彼の感覚が遺憾なく発揮されている曲が増えてきます。
ペトルーシュカからの3楽章
ピアノ協奏曲
特にこのピアノ協奏曲(ピアノと管楽器のための協奏曲)は、彼が初めてピアニストとして舞台に立った曲でもあります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ストラヴィンスキーはクラシックをあまり聞かない方には馴染みがない作曲家かもしれません。
特に初期のオーケストラ曲などは難解なものが多く、奏者も気が張るものです。笑
でも実は可愛らしく聞きやすい「オーケストラのための組曲」なども存在しておりますので、機会があればぜひ聞いてみてください!

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