皆様こんにちは、ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール otto のRIOです。
本日は、ショパン作曲の練習曲 Op.10-12「革命」をご紹介いたします。
Etudes Op.10-12
練習曲 Op.10-12は、ショパンが作曲した練習曲集 Op.10の中の最後の曲で、「革命」の名で知られています。
この「革命」というのは本人が付けたわけではなく、後にこの曲の作曲当時の背景(ロシアに対する反発の11月蜂起)や、曲そのもののイメージからつけられた副題です。海外でも「Revolutionary」と呼ばれています。
1831年頃に作曲され、フランツ・リストに献呈されています。
それでは、さまざまな演奏を聞いていきましょう。
1.まずはショパン弾きとして有名なマウリツィオ・ポリーニの演奏です。
とにかく楽譜に忠実な印象を受けます。ブレがないですね。
2.スヴャトスラフ・リヒテルの演奏です。晩年のコンサートの様子です。
年を感じさせない表現豊かな演奏ですね。音楽の向かう方向がよく見え、説得力があります。
3.続いて、大御所も大御所フジコ・ヘミングの演奏。
音楽から弾いている姿が見えるほどに、淑やかで曲線的な演奏です。
4.カナダ人ピアニスト シャルル・リシャール=アムランの演奏
フジコ・ヘミングの女性的な繊細さとはまた違った、音に魂が宿っているような心を掴まれる音色が特徴です。
5.ショパン国際ピアノコンクールの覇者、チョ・ソンジンの演奏。
言うまでもなくうまいです。圧巻。
それに一つの映像としても完成されていますね。カメラワーク、録音機材も素晴らしいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
よく弾かれ、よく聞かれる曲というのは、個性も出やすいですね。
皆様はどの演奏がお好きでしたか?
ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール ottoでは様々な電子ピアノや、楽譜を扱っております。
ぜひ足をお運びくださいませ!