皆様こんにちは、ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール otto のRIOです。
今回はシューベルト作曲の楽興の時 第3番をご紹介いたします。
Moments Musicaux Ⅲ
楽興の時 第3番は、シューベルトが1823〜28年にかけて作曲したピアノ曲集の3曲目です。
全部で6曲あり、どれも違った顔を持っているピアノピースです。
それでは様々な演奏を聞いていきましょう。
1.クリスティアン・アガピエの演奏です。
私がよく耳にするテンポより少しゆったりでしょうか。
まさに楽興の時という名前にふさわしい演奏に思います。
2.巨匠バレンボイムの演奏です。
可愛らしい演奏ですね。音が立体的で、軽いボールのような形です。
3.これまた巨匠ホロヴィッツの演奏です。
何度か手のカットが移りますが、右手はとてもライトな音を出しているのに、左手はテヌートでしっかり低音を保持しています。本当に素晴らしいです。
4.アレクサンドル・タローの演奏。
数々の国際コンクールで入賞を果たすピアニストです。
とても繊細な音が特徴ですね。
5.ダヴィッド・フライの演奏。
椅子が気になりますが笑
ソフトな演奏ですね。一つ一つの指をしっかりと「使っている」音がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
単純な曲だけに、音一つ一つの表現がとても難しいですね。
それ故に奏者の表現の違いがより出ていますね。
また最初でも述べたとおり、楽興の時は6曲で構成されています。
是非他の曲もきいてみて、作品を楽しんでいただけたらと思います。
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