
皆様こんにちは、rioです。先日はまた雪が降りましたね。今年は例年よりも寒いのでしょうか。。。
本日は、偉大なる作曲家の第7弾ということでシューベルトをご紹介していきます。
Franz Schubert

フランツ シューベルト(1797〜1828)は、オーストリア生まれの作曲家で「歌曲の王」として知られています。
幼いときから、父の手ほどきで音楽を学んでいましたが、父の手に余る才能を開花したということもあり、聖歌隊に所属させました。
当時は「演奏家」としてでないと注目されなかったため、聖歌隊の指導者だったホルツァーはシューベルトにピアノを引く機会も多く与えました。
その後奨学金を得て、いわゆる音楽学校で演奏家として勉強をはじめましたが、その頃からすでに作曲家としても才能を示していました。
変声期を迎えたため聖歌隊を抜けたあとは、兵役を逃れるために父のいる学校に教師として勤めるようになりました。
それからは作曲家として活動するようになり、音楽学校時代の友人や、教師をやめてから知り合った友人らと音楽会「シューベルティアーデ」を開きました。
ウェーバー(クラリネットでは外せない作曲家で、モーツァルトの親戚)やベートーヴェンなどとも交流があり、互いにライバルとして活躍していました。
順調な人生かと思いましたが、31歳で病気が悪化して亡くなってしまいます。
ここで曲をご紹介いたします。
一度は聞いたことがあるでしょう「魔王」
cmでもよく聞く「楽興の時 第3番」
ソプラノ、クラリネット、ピアノのための「岩の上の羊飼い」
シューベルトとピアノの関係性
冒頭でも述べたとおり、シューベルトは歌曲の王として知られていますが、ピアノも活躍しています。
そもそも、歌曲の伴奏はピアノでやります。
特にシューベルトを含むロマン派の作曲家は、情景描写がとても上手いです。
シューベルトの有名な作品のうちの一つである「糸を紡ぐグレートヒェン」では糸車を回している描写をピアノで再現しています。(右手の6連符)
またピアノのための作品も多数あり、中でも「4つの即興曲」は有名です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
若くして亡くなったシューベルトですが、もしもっと生きていたらもっと良い作品が生まれていたのだろうと、とても残念に思います。今となってはの話ですが。笑
ottoにも先程ご紹介した「即興曲」の楽譜をご用意しております。

是非お買い求めくださいませ。
ottoでお待ちしております!!
