こんにちは。
ottoのめいです。
ジャンルにこだわらず色々なピアニストの事を勉強するシリーズ。
【どこまで知ってる!?ピアニスト探求物語】
今回紹介する方はピアニストのチョ・ソンジンさんです
この天才的ピアニストはどのような人物であるのか、
どんな幼少期だったのかなど詳しく紹介していきます。
チョ・ソンジンの生い立ち
1994年5月28日に韓国のソウルに生まれ、
6歳からピアノを始める。
2008年に青少年のためのショパン国際ピアノ・コンクール(モスクワ)で第1位、
2009年第7回浜松国際ピアノコンクールにて最年少(15歳)にして優勝。
同時に日本人作品最優秀演奏賞、札幌市長賞も受賞。
2011年にはチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門にて第3位入賞。
2015年には、第17回ショパン国際ピアノコンクールで優勝、ポロネーズ賞も併せて受賞。
同コンクールでの優勝は、
アジア人としては、ベトナムのダン・タイ・ソン(1980年)と中国のユンディ・リ(2000年)に続き
3人目の快挙である。NHK交響楽団とも共演している。
チョ・ソンジンの活動展開
今までにS. R. パク、S. J. シンに師事。
ソウル芸術高等学校を経て2012年10月よりパリ高等音楽院に入学。
ミシェル・ベロフに師事。
その卓越したテクニック、美しいタッチと身体中から溢れ出る音楽性が、聴く人の心を掴み、来日する度に演奏家として大きく成長していく姿が注目を集めている。
年にはデンマーク及びモスクワにもソリストとして招かれている。
ゲルギエフには、サンクトペテルブルグで行われている“白夜祭”に招かれ、
マリインスキー歌劇場コンサートホールにてリサイタルを行っている他、
ロシア国内のツアーのソリストとしても共演している。
他、マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放響、ロリン・マゼール指揮ミュンヘン・フィル、ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィル等と共演
チョ・ソンジン【インタビューにて…】
10年前は中学生で、ピアニストとしてのキャリアをどのように積んでいくか、
まだよくわかっていませんでした。
10年後も今のように演奏し続けていられたらうれしいです。
ベートーヴェンのソナタは昔から多くの録音を聴いてきましたが、
アルトゥール・シュナーベルの解釈が好きですね。
ラドゥ・ルプーの「悲愴」や30番もすごく良いです。
ドビュッシーの「映像」はアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリの演奏が一番好きです。
ショパンのソナタ第3番は、若い人も上手な人が多いですよね。
ショパンコンクールで一緒だったケイト・リウや、グリゴリー・ソコロフの演奏からもさまざまなインスピレーションを得ました。
と幼少期から色々な音楽から刺激をもらっていることがわかります。
チョ・ソンジンの人物像
スケルツォの録音にあたってチョ・ソンジンは、
あらゆる表現を少しずつ変えながら試して解釈をまとめていき、
それはまるで「大きな彫刻や絵画、または建築をつくっていくようなイメージだった」
と話していた。奇を衒わず、高い集中力で自分の表現を追求してゆくような
チョ・ソンジンの音楽は、聴き手の心にもまっすぐ届く。
素直に音楽に対して表現していることが見て取れますね。
これからの活躍に期待です。
【ピアニスト探究物語】↓↓↓↓
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