皆様こんにちは、ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール otto のRIOです。
今回はショパン作曲の英雄ポロネーズをご紹介いたします。
La Polonaise héroïque
英雄ポロネーズはショパンが作曲した曲の中でも最もといっていいほど有名な曲です。
英雄というのはあとから弟子か誰かが副題として名付けたものであり、正式な題はポロネーズ 第6番となっております。
19世紀はピアノの発達が著しく、音域の広がりやピアノの弦の改善、ハンマーの進化により、ダイナミックな音楽を作れるようになりました。
その頃に作曲されたのがこの曲というわけで、曲の冒頭から大胆な音で始まります。
ポロネーズというのは、フランス語で「ポーランド風」という意味でポーランド発祥の踊り、そのための音楽のことを指していました。
現在は特徴的なリズムが用いられた3拍子の曲となっています。
それでは色々な演奏を聞いていきましょう。
1.ラファウ・ブレハッチの演奏です。
非常に天才的な演奏だと思います。音の処理の仕方が絶妙です。
2.マウリツィオ・ポリーニの演奏です。
ショパン弾きだけあって、とてもお手本となる演奏です。
音がもつエネルギーを十分に生かした、素晴らしい演奏です。
3.江口玲の演奏です。
ダイナミクスがわかりやすく付けられていることで、オッと耳を傾かせる演奏になっていますね。
私が現在学んでいる東京藝術大学のピアノ科教授でいらっしゃいます。(親しい友人の先生です。笑)
4.マルティン・ガルシア・ガルシアの演奏です。
少しテンポが速めに設定されていますね。そのおかげもあると思いますが、フレーズを大きく捉えていることがよくわかりますね。流れるようで素晴らしいです。
5.石井亜季さんの演奏です。
otto Piano Concours vol.2 supported by Techinics の上級部門の優勝者でいらっしゃいます。
プロかと思っちゃいますね。
しかもなんと電子ピアノでの演奏です!
そんなコンクールの詳細は上のリンクからご覧いただけます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
テレビでもちょっとカッコいいシーンで使われている印象です。
やはりショパンは名曲づくりの天才ですね。
ピアノ・鍵盤楽器専門店/スクール ottoでは様々な電子ピアノや、楽譜を扱っております。
ぜひ足をお運びくださいませ!