こんにちは。
ottoのめいです。
ジャンルにこだわらず色々なピアニストの事を勉強するシリーズ。
【どこまで知ってる!?ピアニスト探求物語】
今回紹介する方はピアニストのグレゴリーソコロフさんです。
この天才的ピアニストはどのような人物であるのか、
どんな幼少期だったのかなど詳しく紹介していきます。
グレゴリー・ソコロフの生い立ち
5歳でピアノの学習を始める。レニングラード音楽院において、
7歳のときリヤ・ゼリフマンに、その後はモイセイ・ハリフィンに師事した。
12歳で最初の大規模なリサイタルをモスクワで開く。
1966年、16歳で第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、
審査委員長のエミール・ギレリス以下、審査員の全員一致で金メダルの授与が決定されたことによって国際的な注目を浴びた。1970年代と1980年代のソ連国内では印象深い活躍を見せたのに対して、
国外で演奏旅行を行なうことが滅多に許されなかったために、西側では名ばかりが知られた存在だった。ペレストロイカ以降の1980年代後半に、国際的な演奏活動が活発化してから、次第に現在の名声が打ち立てられた。
これまで行なった演奏会は1000回以上に達し、ニューヨークのカーネギー・ホールやウィーンの楽友協会ホールにおける演奏などでは、しばしば批評家の熱狂的な賛辞を勝ち得てきた。
レパートリーは非常に幅広く、バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ショパン、ブラームス、スクリャービン、ラフマニノフ、プロコフィエフを得意とし、また、18世紀以前の作曲家、たとえばウィリアム・バードやフローベルガー、フランソワ・クープランにも意欲的に取り組んでいる。慎重に活動を続ける芸術家ではあるが、近年はフランスのレーベルを通じて発表される録音の量も増えており、2002年のパリ・リサイタルの模様は、映像監督のブリュノ・モンサンジョンによってDVDに収録され、発表された。
演奏はダイナミックなもので、左手で深いバスを響かせながら、大きな緩急を伴いながら情緒深く、しかも難曲でもミスタッチが非常に少ないのも特徴である。
グレゴリ―ソコロフの演奏動画
グレゴリ―ソコロフの演奏
ソコロフの演奏はミスタッチが少なく正確です。かといってそれをひけらかすような感じも一切無いため、「すごい」と感じることなく、それが当たり前のように聞こえてくると言いましょうか。
ロシアのピアニストにありがちな傾向ですが、バスの音も非常に豊かな響きを持っており、弱音のコントロールはどこまでも繊細。それゆえ、ダイナミズムの幅が非常に広く感じられます。
音色も非常に多彩で、もうピアノという楽器を完全に熟知し、支配しきっているかのよう。
全世界のピアニスト達が口を揃えて「尊敬するピアニストはソコロフです。」というのも頷けます。
YouTubeとCDでしか彼の演奏に触れたことが無い自分が情けなく思えるほど、卓越した存在なのです。
【ピアニスト探究物語】↓↓↓↓
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